言の葉と道具

「Chromebook」や巷にあふれる「文章」に関することを書いていきます

【chromebook】C302は音声入力でも文章がかける

多くの人が文章を書く際に、鉛筆片手に紙に向かうということはほとんどなくなって、キーボードが入力デバイスとして有力な昨今。文章を書く上での心得の一つとして、作家丸谷才一はこう述べています。

ものを書くときには、頭の中でセンテンスの最初から最後のマルのところまでつくれ。つくり終ってから、それを一気に書け。それから次のセンテンスにかかれ。それを続けて行け。そうすれば早いし、いい文章ができる。(文春文庫「思考のレッスン」229ページ)

このように、頭の中で一文すべてを作ってしまえるならば、何もキーボードを叩いて文章を出力する必要はありません。つまり声でなんとかする、ということです。

そして Google 音声入力の精度は非常に高いといいます。つまり、当然クロームブックでも音声入力ができるということ。さっそく、Asus Chromebook C302ではどんな使用感か試してみることにしました。

1.用意したもの

マイクは、少し前に買ったBluetoothイヤホンにマイクが付属していましたので、それを使います。

↓ 紹介記事

i-daigoro.hatenablog.com


2.使用ソフト

ソフトといいますか、Google ドキュメントを使用します。
「ツール」にある「音声入力」から。音声のマークをクリックすると赤色になっている間は音声でテキストが入力できる。簡単で、全く気負うことなくできました。拍子抜けしたともいいます。

3.いざ実践

思いついたままとりあえず喋ってみます。今回のブログ記事は基本音声入力です。思いつくままばっとテキストをいれて、キーボードで編集していく。この連携、けっこうな心地よさです。音声入力してから文章変換されるまでに一テンポありますが、処理が重いと感じることはありませんでした。ちなみに上の引用文を音声入力すると次のようになりました。

ものを書くときには頭の中でセンテンスの最初から最後のあるのところまで作れ作り終わってからそれを一気にかけそれから次のセンテンスにかかれそれを続けて行けそうすれば早いしいい文章ができる

当然、音声入力からのそのままを貼り付けています。ぜひ、上の文章と見比べてみてください。「句読点がついてない」、「ひらがな、カナの違い」はありますが、ほぼ正確な変換です。かなりの精度だと、私は驚きました。

でも気になることが一つ。自分の文章を口に出す、それ自体がけっこう気恥ずかしい。とりあえず、そこを克服するところからでしょうか。

とりあえず、しばらくこのブログでは音声入力も併用してやっていこうと思います。